第63回グラミー賞/Grammy!
もうすぐグラミー授賞式が開催されます。
昨今はコロナの影響もあり様々なスケジュールが音を立てて変化せざるを得ない状況ですが今回のGrammyも影響を受け、開催日が
1月31日→3月14日
に変更になりました。
かえって、私としては予習時間が増えたので良かったのか・・・
私自身お恥ずかしながら音楽業界に携わりながらも
(小声:まだまだグラミー初心者なので・・・)
今回は音楽好きな皆さんと少しでもグラミー授賞式当日を楽しめたらと思い
基礎的な情報や、misa的な今回の目玉を語っていこうかと思います。
目次
- Grammyって何?
- はじまり
- ルール/ガイドライン
- 恒例行事/醸し出す物議
- 今年の注目ポイント
- まとめ/視聴方法
1.Grammyって何?
直近だとこのBillieの賞総なめが印象的でしたよね・・・。すごい新星です。
まずグラミー賞とは、
映画業界→アカデミー賞
テレビ業界→エミー賞
舞台業界→トニー賞
音楽業界→グラミー賞
そうなんです。現在、音楽業界最高峰の賞に位置付けられています。
数々のアーティストがこの賞に憧れるわけです・・・。
❶はじまり
歴史は遡り、1959年から始まりました。
開催者はザ・レコーディング・アカデミー。
ザ・レコーディング・アカデミーは会員制で、
ミュージシャン・プロデューサー・エンジニア・音楽文化に貢献する人から構成されているそう。
現在の会員数は2,000人以上に及びます。
(https://www.musicman.co.jp/column/328317)
事の発端はハリウッドにある、
“ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム”。皆さんはご存知でしょうか?
私は10年前に初めて行ったのですが
ちょうどマイケル・ジャクソンの命日で多くの人がいらっしゃいました。
彼の名前もしっかりありました。
しかし、
昔はどうやらここの星に音楽業界の方の名前が埋め込まれる事が無かったので
音楽業界の重鎮達が立ち上がって出来上がったのが今のザ・レコーディング・アカデミー。
グラミー賞を元にして“日本レコード大賞”は生まれました。
❷ルール/ガイドライン
今回ノミネート枠は84個です。84個・・・。
まず対象の音楽作品は、
2019年9月1日〜2020年8月31日までにリリースされたものが対象になります。
そしてノミネートされた作品に対して
ザ・レコーディング・アカデミーの会員が投票を実施し、
受賞作品が決まります。
販売枚数・売上ランキングに限らず、
芸術的業績・技術的能力・総合的に卓越した音楽、人物が評価されると・・・。
主要4部門
- Album of the Year(最優秀アルバム賞)
- Record of the Year(最優秀レコード賞)
- Song of the Year(最優秀楽曲賞)
- Best New Artist(最優秀新人賞)
2.恒例行事/醸し出す物議
とても大きな祭典“グラミー賞”ですが、
まあまあアーティストからの追い風を受けている訳です・・・
数々のアーティストが過去に欠席を強行。
アリアナ・グランデ
左:アデル 右:ビヨンセ
デュア・リパ
ザ・レコーディング・アカデミーの女性蔑視発言、裏での賄賂・交渉、黒人アーティストへの差別、パフォーマンス運営等、
数々の問題が浮上しており、多くのアーティストが声を上げています。
昨年カニエ・ウェストがトロフィーを便器に突っ込み放尿する事件もありましたね。
さすが、カニエ。
この記事はシンプルでまとまっていたので見てみてください。
https://www.elle.com/jp/culture/music-art-book/g35220443/gekioko-grammy-210121/ (ELLE)
何と言っても今年でビックリだったのは
ザ・ウィークエンドのゼロノミネート。
このシングルに加え、アルバム『After Hours』が昨年大ヒットしたザ・ウィークエンド。
耳にしなかった人はいなかったんじゃないですか?!
ターンターンタタターターンターン、、、
って死ぬほど流れてましたよね。(言い過ぎ)
一体理由はなんでしょう・・・
“グラミー賞の出演ではなく、スーパーボウルのハーフタイムショーへの出場を選んだためなのではないか”
という説があるものの真相は謎です。
これにドレイクも加担しています。
これ程の多くの素晴らしい音楽作品に溢れている今、
やはり多くの人たちにどれほど聴かれているのか、
売上をどれほど上げたのかという
データベースを基に受賞を決めるのが良いのではないかと思っています。
数字は嘘をつかない(きっと)。
公平性はとても大切ですね。
3.今年の注目ポイント
今年は様々な事が起こりましたよね。
そんな中グラミー受賞によって
大きく歴史に残る瞬間が生まれるのではないかと
様々な妄想を膨らまして今からソワソワしちゃっているmisaです。
まずは下の2つが今回の注目ポイントかなと・・・
- 初のアジアンアーティスト受賞なるか
- 一体誰が最多受賞なるか
❶初のアジアアーティスト受賞なるか
何と言っても彼らですよ・・・
BTS
“韓国のビートルズ”
と言われる彼らですが、既に歴史的記録を築いています。
そんな彼らが遂に今回のグラミー賞にノミネートされています!!!
グラミー賞ノミネートにはあるジンクス(?)、流れがあると言われており
“グラミー受賞までの3年”
- 1年目 プレゼンター
- 2年目 パフォーマンス出演
- 3年目 グラミー賞受賞
「・・・今年受賞するしかなくない?」
という状況な訳です。まあこれは一説に過ぎないのでさておき。
とはいえ、この曲
“Dynamite”
リリースからたった5ヶ月で既に再生回数が
8億回!!!ダイナマイトッ!!!!!
またこの振り付け。
TiktokでもインスタでもSNS上で色んな人が踊ってましたよね。
彼らが記録した数もそうですが、明らかに
世界が湧いた。
アジア人としても、韓国人としても、もし受賞出来たら
歴史的にとても大きな瞬間になることには間違いないでしょう。
私自身、韓国人としても非常に楽しみです。
彼らが既に築いている記録をとても誇りに思います。
ちなみにノミネートされた時のBTSのリアクション動画をシェアします!
とても純粋なリアクションですね・・・。
是非見守って参りたいと思います!
❷一体誰が最多受賞なるか
皆さんは誰だと思いますか?
こういう事も周りの人と確認し合うのも、
楽しみ方の一つかもしれません。
ちなみに今回9つの賞にノミネートされた方がいます。
・・・御察しの通りです。
OUR QUEEN Beyonce! 疑いなく、今年の最多ノミネートはビヨンセです。
その次は6つのノミネートでこのメンバーになります。
5つのノミネートは、Justin Bieber、DaBaby、Billie Eilish、Megan Thee Stallion、Brittany Howard、Phoebe Bridgers
私自身、”Savage”に続き
“Body- ody- ody-ody- ody- ody- ody…”
と中毒性のあるどキツいヒットを出してくれた
Megan Thee Stallionに注目してます。
あとは最優秀新人賞にノミネートされたDoja Catも注目してます。
二人とも頭に残る歌リリースしてるよーー。
4.まとめ/視聴方法
以上で、グラミーに向けての簡単な予習内容でした!
名誉ある歴史ある賞ですが様々問題を抱えつつ、
それでも素晴らしい作品を作り出した人々が称えられて
今後の音楽作品のますますの発展に繋がって欲しいと心から思います。
今年も新たな顔ぶれが多いので当日がとても楽しみですね!!
グラミーのサイトはこちらです。
視聴方法は、
グラミーの上記URLにてライブストリーミングされるとのことです。
では今日もお付き合いいただきありがとうございました!
안녕~See you soon~